長野市の周辺で22日夕方、激しい雨が降り、突風で屋根が吹き飛ばされたり建物が浸水したりする被害が出ました。
長野市周辺では南側の地域を中心に、午後4時半ごろから雷を伴った激しい雨に見舞われました。
川合新田地区では強い風を伴った雨が降り、犀陵中学校では校庭の木が倒れているのが見つかりました。
稲葉地区の周辺では用水路から水があふれて、道路が川のようになりました。
長野市によりますと、市内では住宅と店舗少なくとも2か所で、浸水したという情報があるということです。
このほか真島町ではガレージが風で飛ばされて傾き、覆っているトタンがめくれる被害が出ました。
また、大橋地区でもプレハブ小屋が飛ばされました。
けが人は確認されていません。
このほか市内では、ひょうが確認されたほか、飯綱町では落雷で立ち木が燃えて、消防が消火に当たりました。
中部電力によりますと、午後4時40分から、青木島町や真島町周辺の2,290戸で一時停電しました。
気象台によりますと、長野県では23日は午後から低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分な注意が必要だということです。
また、県南部では、23日夜遅くにかけて落雷や突風、ひょうなどに注意が必要です。
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