8月16日、北海道室蘭市の住宅で、親子とみられる3人が死亡した火事で、7月、親子から家庭内のトラブルについて、室蘭市に相談があったことがわかりました。

 この火事は、8月16日、室蘭市絵鞆町3丁目の渡部清秋さんの住宅が全焼し、渡部さんと80代の妻、そして50代の長男とみられる3人が死亡したものです。

 警察は、80代の妻とみられる女性の死因が窒息死で、現場から灯油の成分も検出されたことなどから、放火の疑いで捜査を進めていますが、その後の取材で、7月、渡部さん親子から室蘭市に、家庭内のトラブルについて相談があったことが、新たに分かりました。

 室蘭市によりますと、渡部さん親子からはその後、相談内容が解決しそうだという連絡があったということです。

 警察は、火事の前の親子の行動についても調べています。

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