岡山市で娘の西田真愛ちゃん=死亡当時(6)=を交際相手と虐待して22年に死なせたとして、逮捕監禁致死と強要の罪に問われた母親の彩被告は22日、岡山地裁の裁判員裁判で、交際相手の虐待を止められなかった理由について「これ以上何をされるかという恐怖で動けなかった」と述べた。弁護側の被告人質問に答えた。  被告側の説明によると、交際相手だった船橋誠二受刑者=両罪で懲役14年が確定=は毎日のように被告宅を訪問。室内に置いた監視カメラと携帯電話をつなぎ、不在時でも被告や真愛ちゃんの言動を確認していた。「他の男や子どもに裸を見せるな」と言われ、通院や子どもとの入浴も禁止されていたとした。


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