福岡の伝統工芸品「博多人形」をつくる人形師・中村信喬さんの作品展が、鹿児島市の山形屋で開かれています。

大きな盃についだ酒をおいしそうに飲む赤鬼。長崎の秋の大祭・長崎くんちで投網を構える船頭。

山形屋で開かれている作品展には、博多人形をつくる人形師・中村信喬さんの作品およそ50点が並んでいます。

中村さんは、博多人形などをつくる技術で福岡県の無形文化財の保持者に認定され、歴史上の人物をモチーフにした人形も作っています。

琉球王国時代の少年が、城壁に座り、海を眺めている作品「夏燕」です。着物が風になびく様子が繊細に表現されています。

(企画したギャラリーブルーム 小園浩二営業課長)「人形は顔。顔の表情を特にご覧いただいて、作品を一度生で見ていただき、楽しんでいただければ」

作品展は、今月25日まで開かれていて、作品の購入もでき、今月24日と25日には中村さんが来場します。

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