8月末からフランスで開催される、パリパラリンピックのトライアスロン日本代表の競技パートナーとして選出された大船渡市出身の寺澤光介さんを応援しようと、母校の大船渡市立末崎小学校の子どもたちが応援動画などでエールを送りました。

応援動画でエールを送ったのは末崎小学校の全校児童129人です。
全日本トライアスロン宮古島大会2連覇をはじめ、国内屈指のプロ選手として活躍する寺澤さんは2006年3月に末崎小学校を卒業した大先輩。

寺澤さんがガイドを務めるのは男子PTVI(視覚障害クラス)で東京2020パラ銅メダリストの米岡聡選手で、二人三脚でトレーニングを積んできました。
体育館に集まった子どもたちは「パリパラリンピック出場、おめでとうございます。選手の方と一緒にパリの街を楽しみながら、ゴール目指して頑張ってください。ぼくたちみんな、末崎小学校から応援しています。寺澤先輩ガンバレー!」とエールを送り、手に持ったポンポンを振ってパリに向けて元気を届けました。


応援動画を撮影後は、市が用意した応援旗に「がんばれ」や「ファイト」などと思い思いに書き込み、寺澤さんへの気持ちを込めていました。

5年生の村上玲蘭さんと菊池さくらさんは「末崎出身と聞いたときはびっくりした。大変そうだし、きつい競技だけどがんばってほしい」と話し、6年生の小松蒼太さんは「選手と一緒にメダルを獲得できるように心を込めてエールを送りました」と寺澤さんの奮闘に思いをはせていました。

寺澤さんが出場するパラトライアスロンは日本時間9月2日午後3時15分から競技開始の予定です。

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