関東甲信地方では、22日(木)の夜遅くにかけて雷をともなった非常に激しい雨の降るところがある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒・注意をしてください。

22日(水)午前6時の天気図です。日本の南海上にある熱帯低気圧や低気圧、さらには北海道の東の海上にある高気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から東日本、東北地方など、広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

中でも関東甲信では、上空が乾燥していることもあり、大気の安定度はより悪く、22日はこの状態が続く見込みです。

22日の雨と風の予想ですが、日中から夜遅くにかけて東海から関東の内陸部を中心に雨雲が発達し、雷をともなって雨が強まりそうです。

一方、北日本などは低気圧の通過にともない雨が降りそうです。北海道では23日(金)の未明にかけて荒れるところがありそうです。

関東甲信では、帰宅時間を含め特に急な雨に警戒、注意をしてください。関東地方の北部では1時間に50ミリの非常に激しい雨の降るところがある見込みです。

【22日に予想される1時間降水量（多い所）】
　　関東地方北部　50ミリ
　　関東地方南部　30ミリ
　　甲信地方　　　30ミリ

22日は大阪や名古屋、金沢などは猛暑日の見込みです。日中は日射による気温の上昇で大気の状態が非常に不安定になる見込みです。局地的に積乱雲がわき立つおそれがあり、雨が激しく降りそうです。大雨への警戒、注意が必要です。

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