静岡県南伊豆町の石廊崎沖で8月21日、救命いかだが漂流しているのが発見されました。救命いかだは中国製で人は乗っておらず、使用された形跡はないということです。

21日午後6時35分頃、石廊崎沖合を航行中の貨物船から「漂流している救命いかだを発見した」と第三管区海上保安部に通報がありました。

通報を受けて出動した下田海上保安部の巡視艇いずなみが、午後8時30分頃に救命いかだを発見し、中を確認したところ無人でした。

下田海上保安部によりますと、救命いかだは上に覆いがある直径約2mのゴム製で、中国で製造された旨の記載がありました。いかだ内の非常食や通信装置などに使用された形跡はないということです。

船から誤って落ちた可能性もあるとみられていて、下田海上保安部は第三管区海上保安部を通じて、中国海上捜索救助センターへ救命いかだの所有船舶情報を確認しています。

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