中部電力パワーグリッドは、昨年度の再生可能エネルギーの「出力制御」で、日数の管理にミスがあったことを明らかにしました。
発電量が消費量を大きく上回ると大停電に陥る恐れがあり、需要が少ない春や秋を中心に、一時的に太陽光などの発電を止める「出力制御」を行っています。
その回数が、発電事業者のあいだで均等になるよう、国は中部電力パワーグリッドなどの送配電事業者に対し、年度を通して日数を調整するよう定めています。
しかし、中部電力パワーグリッドによりますと、昨年度は、データの登録ミスなどが原因で、その日数管理に最大5日分のずれが生じ、68の発電所が「出力制御」した日数に偏りが生じました。
中部電力パワーグリッドは、今年度以降の「出力制御」で、事業者の日数が均等になるよう調整すると説明しています。
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