京都府宮津市の職員の男が、公務員専用の脱衣所で女性を盗撮したとして逮捕されました。男は犯行当時、消防組合の消防士として勤務していました。

京都府の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、宮津市の職員・森口祐樹容疑者(34)です。

警察によりますと森口容疑者は2021年9月、市の公務員専用の施設で脱衣所を利用していた当時20代の女性を盗撮した疑いが持たれています。

当時、森口容疑者は宮津与謝消防組合の消防士として勤務していました。

別の盗撮事件を捜査していた警察が、森口容疑者のスマートフォンを捜査したところ、この時の画像が複数出てきたため、逮捕したということです。

警察の調べに対し森口容疑者は、「弁護士と相談してからでないと何も話したくない」と容疑を否認しているということです。警察は余罪もあるとみて捜査しています。

この事件を受け、宮津与謝消防組合の堀井信哉消防長は、「住民の皆さまの信頼を大きく損ねたことを深くお詫びするとともに、今回の事案を厳粛に受け止め、全職員が強い自覚と責任感をもって職務を遂行するよう指導し、信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。

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