去年、自動車3台の点検整備をせず、不正に車検の更新を受けたとして宮城県栗原市の男2人が逮捕されました。

道路運送車両法違反などの疑いで逮捕されたのは、栗原市若柳に住む自動車整備会社の役員を務める53歳の男と栗原市築館に住む68歳の自営業の男です。

警察によりますと、男2人は去年5月から12月にかけて、車検の依頼があった自動車3台について点検や整備をせずに保安基準に適する旨の虚偽の情報を使って、不正に車検の更新を受けた疑いが持たれています。自動車整備会社の役員の男は自動車検査員の資格を持っていて、自営業の男が客を紹介していました。

宮城運輸支局から情報提供があり、警察が捜査を進め、逮捕に至ったということです。取り調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。警察は2人が、他にも不正に車検の更新を受けていたとみて追及しています。

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