8月21日午前、滋賀県甲賀市の県道で大型トラックに積まれていた劇物指定の薬品が道路上に散乱し、道路の一部区間が通行止めになっています。

 午前8時すぎ、滋賀県甲賀市の県道で、10トントラックを運転していた男性から「荷物が崩れて道路上に散乱した」と警察に通報がありました。警察によりますと、走行中のトラックに積まれていた荷物が崩れ、薬品の「水酸化バリウム」が道路上に散乱したということです。

 水酸化バリウムは劇物指定されている粉状の薬品で、皮膚に触れると炎症を起こすほか、吸い込むと命の危険があるということです。

 ケガ人はおらず、警察は道路の一部区間を通行止めにして、今後、専門業者を呼ぶなどして撤去作業を行うということです。

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