ウクライナ在住の男性を装い、SNSを通して被害者の女性に恋愛感情を抱かせ現金174万円を奪ったいわゆる「ロマンス詐欺」の疑いで、東京都の会社員の男(45)と愛知県のフィリピン国籍の女(67)が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都新宿区の会社員 錦戸俊次容疑者(45)と愛知県豊田市のアルバイト クロセ・アーリング・ベルガラ容疑者(67)の2人です。2人は2024年1月、ウクライナに居住する医師などになりすまし、福島県外の女性に対してLINEを通して恋愛感情を抱かせ、女性から現金174万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。

2人はウクライナ在住の医師を装い、被害に遭った女性に「現金を貨物として被害者の女性に送るのに送料を支払う必要がある」とうそのメッセージを送り、ベルガラ容疑者名義の口座に現金を振り込ませたとみられています。

ベルガラ容疑者は同様のいわゆる「ロマンス詐欺容疑事件」で福島県内の女性から現金をだまし取ったなどの疑いで、すでに2回逮捕されていて、今回が3回目の逮捕です。

また錦戸容疑者はだまし取った現金をベルガラ容疑者から受け取ったとみられ、警察では背後に詐欺グループがあり、他の人物も関わっている可能性も含めて調べを進めています。

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