盛岡市が取り組む地元の木材や森林の利活用につなげる事業のキックオフミーティングが20日行われました。

これは盛岡市が2024年度始めた新たな取り組みで、盛岡市産の木材を使った新製品開発などに最長3年間補助金を支給し森林活用につなげようというものです。
20日は事業に採択された7事業者が市役所に集まって、盛岡市産の木材を使ったそれぞれの取り組みについて、盛岡市の内舘茂市長に説明しました。


このうち浅沼醤油店は、イタヤカエデの樹液を煮詰めたメープルシロップやナンブアカマツの辛味や渋味を活用したジンジャーエールを開発しました。
また、おもちゃの企画開発を手がける新田紗希さんが考案したのは、カラマツやクリ、サクラなど様々な樹種の木材を使った子どものおもちゃです。

(新田紗希さん)
「赤ちゃんのうちは何でも口に入れて舐めたりしますので、嗅覚、触覚、味覚、
いろんな感覚を駆使しておもちゃを理解してくれると思います」

ほとんどの取り組みはまだ試作品の段階ですが、参加者は事業の成功を通して森林の活用につなげたいと決意を新たにしていました。

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