6年前の豪雨で崩落した石垣の復旧が進められている丸亀城で、大詰めの作業となる石の積み上げが始まりました。

復旧作業の1つ目の石がクレーンで運ばれ、もとにあった場所へ再び設置されました。丸亀城の石垣は、2018年の西日本豪雨などで崩落し、約1万2000個の石が回収されています。高さ31メートルの石垣の積み上げ作業は日本で初めてということです。修復が困難な場所には、笠岡市の北木島で採掘される北木石が代用されます。

(丸亀市丸亀城管理室 大林隆之室長)
「丸亀城は石垣が有名ですし、市民のシンボルでもあります、もとあった姿を皆さんに見せられるよう頑張っていきたい」

「石垣の名城」とも言われる丸亀城が本来の形に戻るのは、2028年3月の予定です。

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