新潟県の高速道路の上信越道(下り線)で20日午後、高齢男性が運転する乗用車が40分ほど逆走しました。この逆走による事故はありませんでしたが、上信越道の一部区間は、上下線とも一時通行止めとなりました。

警察によりますと、20日午後3時20分ごろ、上信越道を走る車から「下り線の中郷インターチェンジ付近を逆走している車がいる」と通報がありました。同様の通報は、10件ほどあり、付近をパトロールしていた高速機動隊のパトカーが午後4時前に妙高高原インターチェンジ付近で逆走車を発見し、高速道路から車を降ろしたということです。乗用車には高齢の男女2人が乗っていて、男性が運転していたということです。

この逆走による事故はありませんでしたが、午後3時半ごろから上信越道の新潟県と長野県にまたがる区間などで、上り線が約20分、下り線が約50分通行止めとなりました。午後5時半現在、通行止めはすでに解除されています。警察は高齢の男女から詳しく事情を聞くとともに、道路交通法違反の疑いで調べています。

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