私たちが普段食べている「きのこ」は、どのように育てられているのか、生産の現場に入る「きのこ工場見学」が国頭村で行われ、親子連れ20人が参加しました。

本島北部・国頭村にある、県内で唯一のブナシメジ工場「国頭きのこ園」。1日平均で8千株、年間220万株を生産しています。

8月2日に行われた「夏休み親子きのこ工場見学」の参加者たちは、ブナジメジの栽培方法や成長過程、パッケージングまでの流れを見学しました。



ブナシメジの芽を育てるのは涼しいお部屋「生育室」。室温は14℃に管理されています。ここで、大きさの異なるブナシメジを見て、成長の過程を学びます。見学後は参加者も実際に収穫体験も

最後は収穫したブナシメジをパッケージング。包装されたブナシメジは参加者にプレゼントされました。

▽国頭きのこ園 谷靖孝 取締役
「うれしくなりますね、喜んでもらえると。小さいお子さんがもう少し大きくなったら、買い物かごへほいっと入れてほしい。やっぱり買っていただくのがご褒美です、作っている者にとっては」

▽参加した男の子
「ここではこんなに多くのきのこがあるんだとわかりました」

▽お母さん
「ひとつの農作物を育てるのはみんなの手間暇がかかっているなと勉強になりました。きのこ、大事に食べます」

食卓に届けられるまでにたくさんの工程があることを知り、参加者たちは感謝の気持ちを深めた様子でした。見学会は来年もこの時期に開催する予定だということです。

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