原付バイク1台を盗んだとして、中学生を含む14歳から17歳の少年3人が逮捕されました。また、刑事責任を問えない「触法少年」にあたる中学1年の男子生徒(13)も、児童相談所に通告しています。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも福岡市に住む無職の17歳と15歳の少年、中学3年の男子生徒(14)のあわせて3人です。

少年3人は今年5月、共謀して福岡市西区の飲食店の駐輪場に停められていた原付バイク1台(時価計約6万5000円)を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、原付バイクを所有する男子大学生(20)から「原付バイクを駐輪場に鍵を付けたまま停めていたら盗まれた」と警察に通報がありました。

付近の防犯カメラなどを調べたところ、少年3人の関与が浮上したということです。盗まれた原付バイクは暴走行為に使用していたとみられています。

取り調べに対し、17歳の少年は容疑を否認し、15歳の少年と中学3年の男子生徒(14)は「原付を盗んだことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

また警察は、中学1年の男子生徒(13)も、少年3人と共謀し今回の窃盗事件に加担したとみて、児童相談所に通告しました。

少年3人と男子中学生(13)は遊び仲間で、福岡市西区では、今年に入ってバイクの盗難が20件以上起きていることなどから、警察は少年らに余罪もあるとみて捜査を進めています。

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