兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を調査する百条委員会が県職員を対象に行ったアンケート調査で、打ち合わせの際にペンを放り投げるなど知事のパワハラを訴える証言が多く寄せられていることがわかりました。
兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっては、パワハラ疑惑などを調査する百条委員会が県職員にアンケート調査を実施。関係者によりますと、パワハラに関する項目では約4割が「見た」「聞いた」と回答しているということです。また、「目撃・経験などにより実際に知っている」と回答した県職員は59人にのぼり、中には、打ち合わせの際に知事が「聞いていない」と発言して持っていたペンを机の上に放り投げその場が凍りついた、と回答する職員がいたことがわかりました。ほかにも、エレベーターに乗り損ねた際に叱責したという話を聞いたとの回答が複数あったということです。
斎藤知事は20日午前、次のように述べました。
(兵庫県 斎藤元彦知事)「(Qエレベーターに乗りそこねて周囲の職員に激昂することはある?)そういったことをした認識はないと思っています」
百条委員会は早ければ23日にも内容の一部を公表する方針です。
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