90人以上が摘発されたSNS型の投資詐欺事件で、公開手配され出頭した2人が証拠隠滅を図る目的でスマートフォンを処分したとみられることが警察への取材でわかりました。

詐欺の疑いで逮捕されたSNS型投資詐欺グループの主犯格・上家夕貴容疑者(30)と吉岡公充祥容疑者(29)は、SNSを通じて投資商材を購入させるなどの名目で、愛知県の女性(20代)から現金およそ90万円をだまし取った疑いがもたれています。

2人はおととい、大阪府警本部に出頭しましたが、スマートフォンを持っておらず、取り調べに対して「スマホは持たない主義」などと供述しているということです。証拠隠滅を図る目的で出頭前に処分したとみられています。

グループのトップとみられる中村晋弥容疑者(41)は逃走していて、警察が行方を探しています。

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