ベルトコンベヤーの輸入を装って、部品の中に覚醒剤およそ15キロを隠し密輸したとして、暴力団幹部の男ら男女6人が警視庁に逮捕されました。

覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された、指定暴力団・住吉会系の幹部、倉持幹男容疑者(76)ら男女6人は去年6月、覚醒剤およそ15キロ、末端価格9億4500万円相当をメキシコから成田空港に営利目的で密輸した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、6人は運搬作業などに使われるベルトコンベヤーのローラーの中に覚醒剤を隠していたということです。メキシコからの違法薬物の輸入が相次いでいることから、重点的に検査していた成田空港の税関で職員が見つけ、事件が発覚しました。

警視庁は6人の認否を明らかにしていませんが、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて、捜査しています。

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