富山県の北アルプス・奥大日岳の山頂で、17日登山をしていた兵庫県の女性が転倒しました。女性は県警ヘリに救助されましたが、左ひざを骨折する重傷です。

富山県警上市警察署によりますと、17日午前10時ごろ、北アルプス・奥大日岳の山頂(標高2,611メートル)で、兵庫県の69歳女性が記念撮影をしたあと、浮き岩を踏みバランスを崩し転倒。左ひざを岩に打ちつけ負傷しました。

当時、現場では雨が降っていたということです。

女性は17日、大日小屋に宿泊しけがの様子をみていましたが、改善しないため、18日午前4時に小屋の従業員が室堂の山岳警備隊に救助を求めました。

山岳警備隊と県警ヘリ「つるぎ」が出動し、午前9時30分に女性を救助。富山空港で救急隊に引き継ぎ、富山市内の病院へ搬送しましたが、女性は左足の膝蓋骨を骨折して重傷の模様です。

警察によりますと、女性は2泊3日の登山ツアーに参加中で、16日に室堂から入山し雷鳥荘に宿泊。17日に奥大日岳に着き、大日小屋で宿泊後、18日に下山する予定でした。

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