仙台市内に住む女性が息子を装う男から「仮想通貨の投資で儲けた分の税金を脱税した疑いで国税局から調査が入ってしまった」などと電話で持ちかけられ現金400万円と電子マネー4万円分をだまし取られました。
警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、仙台市泉区に住む80代の無職の女性です。警察によりますと、7月31日に女性の次男を名乗る男から「熱があり具合が悪い」などと女性に電話があり、女性はまずこの男を次男だと思い込んだということです。そして翌日、同じ男からの電話で「ちょっと心配事があるんだ。仮想通貨の投資で儲かったんだけど、5年間税金を納めていなくて国税局から脱税の疑いで調査が入ってしまった」などと言われたということです。女性は、次に、同じ通話で電話を代わった弁護士を装った別の男に脱税した分を払わなくてはならないなどと説明され、8月11日までに2回にわたり現金あわせて400万円を東京都内の指定された住所に宅配便で送りました。
さらに、次男を装った男から電子マネーが必要だと指示され、12日までの間にコンビニエンスストアで2回にわたりあわせて4万円分の電子マネーカードを購入し電子マネーのコードを教えたということです。その後、次男本人から電話があったことから、女性は詐欺被害に気付きました。
警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
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