貴重な文化財を守り伝えていこうと、8月17日、滋賀県の彦根城など国宝に指定されている全国の5つの城で同時に天守の床を磨くイベントが行われました。

 彦根城に大勢の市民らが集まって行われたのは“床磨き”です。17日朝、国宝に指定されている松本・犬山・彦根・姫路・松江の5つの城で、天守などの床磨きを同時に開催。

 彦根城では、子どもを含む180人が参加し、地元愛を込めて天守や櫓などの床板を雑巾で丁寧にからぶきしました。

 (参加者)「日本の宝の彦根城を掃除できてすごく楽しかった」
 (参加者)「これをきっかけに世界遺産になるとうれしい」

 彦根市はイベントを通して世界遺産登録を目指す彦根城のさらなる普及啓発にもつなげていきたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。