非常に強い台風7号は、関東甲信地方や東北地方から離れつつあります。
気象庁は、東北地方では土砂災害に厳重に警戒するほか、暴風、高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を、関東地方では高波に警戒するよう呼びかけています。
また台風通過後の関東地方は前日よりも10℃近く気温が上がる所もありそうで、「熱中症警戒アラート」が発表されています。また大気の状態が不安定で、激しい雷雨となる所がある見込みです。

気象庁によりますと、非常に強い台風7号は17日午前6時には千葉県銚子市の東にあって、1時間におよそ20キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の南東側165km以内と北西側95km以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。

台風7号は、関東甲信地方や東北地方からは離れつつあるものの、東北地方では台風の周辺の暖かく湿った空気の影響で、雷を伴った激しい雨が降っている所があります。また関東甲信地方でも湿った空気や日中の気温の上昇の影響で大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。

また、関東甲信の最高気温は熊谷39℃、前橋や秩父で38℃など多くの地点で35℃以上の猛暑日が予想されています。熱中症に警戒してください。

雨の予想

▽18日午前6時までの予想24時間降水量(多い所)
 東北地方 80ミリ
 関東甲信越地方 60ミリ
 新潟県 60ミリ

風の予想

▽17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 東北地方 23メートル(35メートル)

波の予想

▽17日に予想される波の高さ
 東北地方、関東地方 7メートル うねりを伴う

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