「非常に強い」台風7号は関東地方に接近していて、青森県内のUターンラッシュにも影響が出ています。さらに、県内では17日未明からは太平洋側で雨となり、三八上北では警報級の大雨となる可能性があります。

台風7号の影響で東北新幹線が16日、上下合わせて11本が運休したことで、JR新青森駅では、お盆をふるさとで過ごした帰省客で帰りの新幹線を予定より早める人の姿が見られました。

東京へ帰る帰省客
「2時間早めて9時半の新幹線で帰る。(着いてからも)不安はあるが、タクシーも使って自宅に帰れれば」

また、東京に向かう飛行機も欠航が相次いでいることから、急きょ、移動手段を変更したという人も…。

秋田県から沖縄県に向かう人
「秋田から青森に来て、これから仙台に行って、仙台空港から伊丹空港に行って、伊丹空港から沖縄に行きます。(沖縄で)子どもの大会があったので、なんとかして出たかったので…」

「非常に強い」台風7号は関東の海上を北上し、このあと進路を東寄りに変えるとみられています。

これに伴い、県内にも暖かく湿った空気が入り込み、17日未明から太平洋側を中心に雨となる見込みです。

気象台は、雨雲が予想以上に発達した場合は三八上北で警報級の大雨となる可能性もあるとして、注意・警戒を呼びかけています。

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