札幌刑務所と北大病院などが5月、精神障害がある受刑者の再犯防止に向けた全国初の支援事業を始めます。

 精神障害がある受刑者の社会復帰に向けた支援を強化するため、22日、札幌刑務所、北大病院附属司法精神医療センターなど4つの機関が協定を結びました。

 2022年の全受刑者のうち、精神障害のある人はおよそ17%を占め、再犯率の高さも課題となっています。

 新たに始まる事業では、治療プログラムなどの提供を受けながら、出所後の生活を見据えより個人の特性に特化した訓練や作業が行われます。

 精神障害受刑者に特化したモデル事業は全国で初めてで、5月中旬から刑務所内のプログラムへの受け入れを始めるということです。

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