元大工の45歳の男が、仕事を請け負っていた埼玉県日高市の建築会社の倉庫にガスバーナーで火をつけ全焼させたとして、逮捕されました。

非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、日高市の元大工・工藤公一容疑者(45)です。警察によりますと、工藤容疑者は先月10日午前2時半ごろ、日高市にある建築会社の倉庫や加工場にガスバーナーで火をつけ、全焼させた疑いがもたれています。

工藤容疑者は2016年までこの建築会社から仕事を請け負っていた元大工で、自身の家の建築をめぐって会社とトラブルになっていたということです。

取り調べに対し、工藤容疑者は「恨みが募って火をつけた」と容疑を認めているということです。

工藤容疑者はこの放火事件の直前に、建築会社を経営する男性社長(42)の自宅の玄関に取り付けられたガラスをハンマーで割ったとして、逮捕・起訴されています。

また、今回の事件の後、建築会社の関係者が住む鶴ヶ島市の住宅でも放火未遂事件があり、警察は工藤容疑者の犯行とみて、一連の事件のいきさつや動機を調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。