きのう午後、東京・多摩市の都営住宅の一室で男女2人の遺体が見つかりました。警視庁は2人の身元の特定を進めています。
きのう午後2時前、多摩市諏訪の都営住宅の一室を訪ねた市の福祉課職員から「住宅からの応答がなく、腐敗臭がする」と119番通報がありました。
消防からの通報を受け、警察官が駆けつけたところ、この住宅の中で2人の男女が敷き布団の上で倒れていて、すでに死亡していました。警視庁は、2人がこの家に住む60代の母親と30代の息子とみて、身元の特定を進めています。
警視庁によりますと、▼2人に外傷はなく、▼自宅の鍵はかかっていて、▼玄関にはチェーンがしてあったということで、事件性は低いとみています。
また、部屋のエアコンがついていなかったことから、熱中症の可能性もあるとみて、今後、司法解剖をして死因の特定を進めることにしています。
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