松村防災担当大臣は「南海トラフ地震臨時情報」の「巨大地震注意」の呼びかけを終了すると発表しました。「警戒体制」を取っていた広島県もこれを解除しました。

松村防災担当大臣
「地震活動や地殻変動に特段の変化が観測されなかったことから特別な注意の呼びかけについて17時をもって終了した。しかしながら南海トラフ地震は過去くり返し発生していて、正確な予測は困難。その自然条件から地震が発生しやすい環境にある我が国において平素からの備えは極めて重要であると考える」

県危機管理課では「巨大地震注意」が出された8日から、「警戒体制」を取って24時間、情報収集や市町との情報共有にあたれるよう対応してきました。土日・夜間の職員の体制も通常の2人から4人に増員していました。

「巨大地震注意」の呼びかけ終了で「警戒体制」も解除。土日・夜間の職員の体制も通常の2人に戻すということです。

広島県危機管理課 立川雅彦さん
「臨時情報の発表にかかわらず、日頃からの備えが重要だと考えているので引き続き、家庭での地震防災対策、備えをお願いしたいと考えている」

県危機管理課では今回の経験を今後に生かしていきたいとしています。

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