終戦から8月15日で79年。各地で戦争を風化させない取り組みが行われています。

 平和への願いを込め打ち鳴らされる鐘。和歌山市にある時鐘堂では、終戦の日に合わせ
戦争のない世界を願う取り組みが行われていて、約30人が参加しました。今年は35か所で同じ取り組みが行われているということです。

 (参加した人)「いまの世界情勢とか日本の情勢から平和ということを大事に、願いを込めてつかせてもらいました」

 一方、大阪の難波では市民団体などが、当時の軍隊への召集令状「赤紙」に似せたビラを配りました。今年で49回目となり、赤紙を知らない若い世代にも戦争とは何かを伝え続けています。

 (10代)「怖いです。これが急に来たらさすがにびっくりします」
 (30代)「(戦争に)行ってほしくない。なかったことにならないかなと思います」
 (60代)「(祖父は)体の調子が悪かったから戦争に行けなかったと言っていた。行かなかったから我々が存在していると痛感しています。やはり戦争は怖いなと思います」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。