鳥取の夏を彩るしゃんしゃん祭は、14日、名物の一斉傘踊りが行われ、およそ2700人の踊り子が、中心市街地を熱気で包みました。

市民みんなで楽しめる祭をと、鳥取しゃんしゃん祭が始まったのは、1965年。2024年は、60回目の記念の年となり、学校や職場、地域でつくる踊り子の連が97連、およそ2700人が参加しました。

若桜街道や智頭街道を通って中心市街地をぐるっと1周するコースでは、昭和の「きなんせ節」から、一番新しい「しゃんしゃんしゃんぐりら」まで、おなじみの曲が鳴り響き、踊り子がしゃんしゃん傘を手に踊りながら練り歩きました。

沿道を埋めた観客は、およそ24万人。

傘につけた鈴から、しゃんしゃんと軽やかな音が響くと、祭は一番の盛り上がりとなり熱気に包まれました。

鳥取しゃんしゃん祭は、15日午後8時から、締めくくりの市民納涼花火大会が行われます。

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