福岡市南区に住む59歳の会社員の女性が、SNSを通じて知り合った何者かにうその暗号資産(仮想通貨)投資を持ちかけられ、約2000万円をだまし取られていたことがわかりました。

福岡市南区に住む59歳の会社員の女性は、今年5月、SNS上で外国人を語る何者かから「旅行の話や趣味の話をしないか」といったメッセージを受け取りました。

その後、女性は、暗号資産の投資話を持ちかけられ、偽の暗号資産運用アプリを登録。

6月3日から30日にかけて、暗号資産を購入する名目で1035万円を送金しました。

アプリ上で利益が出ていたため、女性が出金しようとしたところ、「出金のための手数料がいる」「国境を越えた犯罪に加担した疑いがあるので検証金を送金しなければ懲役刑を宣告される」などと言われ、追加で1050万円を送金したということです。

送金後に外国人を語る何者かと連絡が取れなくなったため、女性が警察に相談して被害が発覚しました。

警察は、「SNS上でのお金の話は詐欺の可能性があります」「面識のない人からお金の話が出たら詐欺を疑いましょう」などと注意を呼びかけています。

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