五島市の玉之浦町で14日、お盆の伝統行事「カケ踊り」が行われました。

「カケ踊り」は、今からおよそ500年前当時の領主の霊を慰めるために始まったとされる念仏踊りで、今ではお盆の伝統行事として8月14日に行われています。

保存会のメンバーが寺に踊りを奉納した後、町内を回るのが習わしで、14日は母親が初盆を迎えた大井徳幸さんの家を始め、およそ60軒の家々を巡り先祖の霊を供養しました。

大井徳幸さん
「喜んでるんじゃないかなって思っております。この伝統を今後とも若い人が引き継いでいただいて、ずっと継承していたければいいと思っております」

古くから受け継がれてきた「カケ踊り」。普段は静かな島の町が賑やかな鉦の音に包まれていました。

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