「グリ下の帝王」と呼ばれ未成年者らに睡眠導入剤を譲り渡した罪などに問われている男の裁判で、薬の入手方法などが明らかになりました。
起訴状などによりますと、浦野那生被告(31)は、去年11月から今年1月、女子中学生を自宅に連れ込んで寝泊りさせた未成年者誘拐の罪や、未成年者らに睡眠導入剤をゆずり渡した罪などに問われています。
8月14日の被告人尋問で浦野那生被告は睡眠導入剤は「西成の“ヤミ露店”で買っていた」と明らかにしました。
大阪・戎橋の周辺でオーバードーズ(薬物過剰摂取)を好む未成年者に睡眠導入剤を渡して手なずけ「グリ下の帝王」と呼ばれていた浦野被告。オーバードーズの危険性については、「捕まる前だったのでそこまで考えられていなかった」と述べました。
次回の公判は9月12日に開かれます。
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