14日夕方、松本市周辺で猛烈な雨が降り、少なくとも2か所で車あわせて5台が水没したほか、交通機関に乱れが出ました。

松本市今井(いまい)では、午後6時45分までの1時間に90ミリの観測史上最大の雨が降りました。

松本空港のアンダーパスでは車あわせて4台が水没し、1台には高齢の夫婦が取り残されていましたが、取材中のSBCの記者が警察官に伝え、駆け付けた消防によって無事救助されました。

またJR塩尻駅近くでも、アンダーパスに車1台が取り残されました。

けが人はいないということです。

激しい雷雨により、JR中央西線は塩尻と木曽福島の間で午後5時半からおよそ2時間、JR中央東線は塩尻と茅野の間で午後7時から40分ほど運転を見合わせました。

また、塩尻市広丘郷原にある東京電力パワーグリッドの塩尻開閉所では14日午後7時半ごろ火災が発生し、配電盤1基が焼けました。

警察は落雷などが影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べることにしています。

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