新潟県新発田市の養豚場で飼育されていたブタで、豚熱の感染が確認されました。
県内の養豚場で豚熱が発生するのは初めてです。

県によりますと、県の下越家畜保健衛生所に「子ブタ12頭が死んだ」と13日に通報があり、14日に国の検査機関で検査した結果、豚熱に感染していることが分かったということです。

【新潟県 花角英世知事】
「これによりまして、本県で初めてとなる豚熱の防疫措置を行う必要があります」

新潟県内の養豚場で豚熱が発生するのは初めてで、国内では5月に岩手県の養豚場での発生以来93例目となります。

県は、感染のあった農場に対してブタの移動制限を指示するとともに、県内全ての養豚場に注意喚起を行い、15日夕方からは、感染が確認された養豚場で飼育しているおよそ450頭のブタの処分を始めるということです。

新潟県によりますと「豚熱は、ブタやイノシシの病気であり、人に感染することはない」ということです。

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