最高裁判所

 来日後に病気で就労できなくなったガーナ国籍の男性(34)が14日、外国人であることを理由に千葉市が生活保護申請を却下したのを適法とした東京高裁判決を不服として最高裁に上告した。  生活保護法が対象とする「国民」に外国人が含まれるかどうかが争点で、男性側は「国内に居住する外国人も含むと解釈するべきだ」と主張していた。  ことし1月の一審千葉地裁判決は男性の請求を棄却。6日の高裁判決も外国人の生活保護受給を認めなかった最高裁判決を踏襲し、却下決定は適法と判断した。


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