福岡県筑後市では14日、全身にすすを塗って黒鬼に扮した子供たちが町を練り歩くお盆の伝統行事「盆綱曳き(ぼんづなひき)」が行われました。
RKB 土橋奏太記者「じりじりとした暑さの中、子供たちがすすで塗られていきます」
福岡県筑後市久富地区の伝統行事「久富盆綱曳き(ひさどみぼんづなひき)」には、小学生およそ40人が参加しました。
子供たちは全身にすすを塗った後、腰にワラミノ、頭には角に見立てた縄を巻いて鬼に扮します。
その後、子供たちは「わっしょい」の掛け声とともに、長さおよそ20メートルの綱を引き、町を練り歩きました。
参加者
「めちゃくちゃ暑いです」
「一緒にわっしょいわっしょい言うのが楽しいです」
およそ400年の歴史がある「久富盆綱曳き」は、地獄に落ちた亡者をお盆の間だけでも地獄から引き上げて供養する行事で福岡県の無形民俗文化財に指定されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。