13日午後、山梨県甲州市の市街地にシカ1頭が出没しました。
市の職員や農家などによるおよそ3時間にも及ぶ捕獲作戦の結末は…

視聴者提供

8月13日午後2時ごろ甲州市塩山下塩後の民家の庭に『シカがいる』と、この家の住人から市などに連絡がありました。

現れたのはメスとみられる体長1mほどのシカ1頭。

シカを探す農家ら

周辺は個人病院や民家が立ち並ぶ市街地で、市は防災無線で注意を呼びかけます。

その後シカは民家からおよそ150m南東のぶどう畑で発見。
市の職員や農家らがシカを囲み捕獲を試みます。

しかし、すきを見て逃げ出してしまいます。

今度はおよそ1.5㎞南にある土手沿いの畑に。
ここで川のほうへ追いやろうとしますが、うまくいかずシカは姿を消してしまいました。



出没してからおよそ3時間にも及ぶ捕獲作戦は失敗に終わりました。

8月14日の午前9時ごろ、最後に目撃された畑からおよそ3㎞北側にある甲州市塩山上井尻の寺付近でシカ1頭の目撃情報がありました。
13日に目撃されたシカと同じとみられ、その後市がパトロールをしましたが見つかりませんでした。

この時期、甲州市内では路地の桃やブドウが実っていますが、これまでに農業被害は確認されていないということです

市はシカに遭遇したときは威嚇せず、すぐに市に連絡するよう呼び掛けています。

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