災害時には仮設住宅として活用できるトレーラーハウスを使った宿泊施設が、須坂市にオープンしました。

オープンしたのは、「須坂温泉健康の森RV(アールブイ)リゾート」で、11日にお披露目されました。

RVは、トレーラーハウスのことを指し、全部で5棟。

スタッフは、全員、看護師や理学療法士といった医療従事者で、利用客の健康状態をチェックし、温泉療法や食事療法など健康維持に特化した宿泊プログラムなどを提供します。

そして施設は災害時に別の役割を果たします。

須坂市は、2023年5月に、トレーラーハウスの販売などを行う、長野市のカンバーランドジャパンと協定を締結。

簡単に移動や設置が出来るトレーラーハウスは、現在、能登半島地震の被災地で仮設住宅として使われていて、須坂市の施設も平時は、健康維持の拠点として、災害発生時は、仮設住宅として活用される予定です。

カンバーランドジャパン 原田英世(はらだ・ひでよ)社長:
「(看護師などの)資格を持った人がちゃんといて、安心して来た人が任せられる場所づくりが必要。その一つがこの健康の森」

施設では、能登半島地震の被災地で職を離れている医療従事者を今後、スタッフとして一時的に受け入れることも検討しています。

素泊まりは1人税込み1万8000円から、健康維持コースは2泊3日で1人8万6000円になっています。

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