台風7号は、あさって16日に関東に最接近する見込みです。今後の進路について気象予報士の多胡​さんの解説です。

猛烈な暑さに見舞われている中、南からは台風7号が北上しています。小笠原諸島に近づいた後、あすには伊豆諸島に近づき、伊豆諸島では一部の家屋が倒壊するくらいの猛烈な風が吹く恐れがあります。

その後も北上を続け、金曜日ごろ、千葉県、茨城県といった関東の沿岸部に近づく恐れがあり、このあたりを中心に大荒れの天気となりそうです。

また、当面注意が必要となってくるのが暑さなんですけれども、きょうも関東から西では軒並み35℃以上の猛暑日が予想されています。大阪では39℃まで上がって、今年一番の暑さとなりそうです。

この圧を受けて、大気の状態が不安定になっています。既に所々、活発な雨雲がかかっているのですが、きょうは東京都心など、平野部でも激しい雨や雷雨になるところがあるでしょう。

この先、週間予報で見ると、天気は短い周期で変わりますけれども、金曜日から土曜日にかけては東日本から東北を中心に荒れた天気になる恐れがあります。

台風7号の影響で、この予報よりも悪くなる可能性もありますので、今後も台風情報には十分お気をつけください。

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