高校野球について、2024年の夏の甲子園で試合開始を午前と夕方に分ける2部制が導入されます。

2部制が導入されるのは、夏の甲子園の開幕日から3日目までです。
たとえば初日は、開会式後の午前10時から第1試合を行い、第2試合は午後4時、第3試合は午後6時半のプレイボールを予定しています。

全国高野連は、1日3試合を午前と夕方に分散することで炎天下でプレーする球児の負担を軽減することにつなげたい考えです。

こうした大転換について、2023年・2022年の夏の甲子園に出場した八戸学院光星の仲井宗基監督は―。

八戸学院光星・仲井宗基監督
「近年本当に甲子園は暑くて、それプラス緊張。そういうものもあって、特に初戦は熱中症だったり、足がつる選手が続出していると思う」

甲子園よりも涼しい中で行われる県内の大会でも、選手が足をつったり、スタンドの応援団の中に体調不良者が出たりするなど、暑さ対策は喫緊の課題。

仲井監督も理解を示します。

八戸学院光星・仲井宗基監督
「クーリングタイムもそうですが、高野連が選手の体のことを考えてくださっていることなので、ルールができたらそれに沿ってやっていく」

県高野連は、夏の県大会については現段階で時間帯の見直しを協議する段階ではないとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。