破産手続きを巡り会社資産2億6千万円を隠したとして、三重県警四日市北署は13日、破産法違反(詐欺破産)の疑いで、スポーツ用品販売会社「ベルズインターナショナル」の創業者で無職鈴木則男容疑者(80)=同市大矢知町=と息子で元社長の淳詞容疑者(51)=東京都目黒区=を逮捕した。  逮捕容疑は共謀して2018年12月~23年5月、取引先から回収した2億6千万円を、破産管財人に「中国の子会社に支払った」と虚偽の説明をするなどして隠した疑い。  署によると、今年1月以降、破産管財人からの告訴を受け、両容疑者の家族や知人宅などを家宅捜索し、かばんなどに入った現金1億2千万円を押収した。


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