連日の猛暑も遠い宇宙に思いを馳せることでしばし忘れられるかもしれません。大分市のJX金属関崎みらい海星館には家族連れが訪れ、夏の星座を楽しんでいます。

佐賀関の海を望むJX金属関崎みらい海星館。九州で2番目の大きさという口径83センチの巨大な望遠鏡があります。

(西山浩司副館長)「七夕の星々の輝き、そして白鳥座のくちばしを作る「二重星」という星がありますので、楽しんでいただきたい」

夏休みは自由研究のため親子連れが多く訪れます。夏の観察で外せないという二重星のアルビレオ。黄色と青の星が隣り合って見えますが、実は遠く離れているそうです。

(観察に訪れた子ども)「とてもきれい。星の流れを観察できてよかった」「小学4年生で夏から星座の授業が始まったのですごく勉強になりました」

そして「ベガ」=織姫星、「アルタイル」=彦星、そして「デネブ」の3つの星を結んだ「夏の大三角」。一番明るい「ベガ」を探すのがポイントです。

織姫星と彦星の間には天の川が確認できます。

(西山浩司副館長)「ゆっくりと星空を仰いで、時折流れ星も見えると思いますので、星空を見るということが楽しい体験だということを味わってってもらえればと思います」

JX金属関崎みらい海星館は8月いっぱい、夜10時まで開館しています。夏の夜空を眺め、ロマンを巡らしてみてはいかがでしょうか。

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