広島県大崎上島町で6月、無免許でペダル付原動機付自転車、いわゆる「モペッド」を運転するなどしたとして、男性会社員が書類送検されました。

道路交通法違反と自動車損害賠償法違反の疑いで書類送検されたのは、大崎上島町に住むフィリピン国籍の男性会社員(40)です。

警察によりますと、男性は6月29日午後4時20分ごろ、大崎上島町東野の県道で、無免許の状態でペダル付原動機付自転車、いわゆる「モペッド」を運転するなどした疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男性は「ペダル付原動機付自転車に免許がいるとは知らなかった。無免許運転したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。男性は6月20日前後にペダル付原動機付自転車を入手していたということです。

巡回中の警察官が、ペダルを漕がずに走行している男性の様子をみて職務質問し事件が発覚しました。

ペダル付原動機付自転車は、通常の原付バイクと同様に、方向指示器やミラー、ナンバープレートの装着が必要ですが、男性が運転していた車両にはいずれも装着されておらず、自賠責保険にも加入されていませんでした。

ペダル付原動機付自転車の無免許運転での検挙は広島県内で初めてだということです。

警察は「車両を購入・乗車する際は、自転車に該当するのか、原動機付自転車に該当するのか、よく確認して購入して欲しい」と呼びかけています。

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