福島県郡山市で11日、中学校の同級生の有志が集まり、およそ40年ぶりとなる恩師の「授業」が行われました。

郡山第二中学校の野球部OBで作る、通称「ネモキヨ会」は、地元への愛着を高めようと、20年前から、このお盆の時期にほぼ毎年集まっています。

11日は、元部員を中心に教え子15人が出席し、当時野球部で指導し、国語の教師でもあった根本清夫(ねもと・きよお)さん(79)が授業を行いました。

根本さんは「万葉の歌」に詠まれている「安積山」と「花かつみ」をテーマに講義を行い、「郡山について詳しく説明できるようにとテーマを選びました。ぜひ、子どもや孫に伝えてください」と“生徒たち”に呼びかけました。

中学1年生の時に根本さんの授業を受けたという女性は「中学校の時よりも声がいい。懐かしくて楽しかった」と話し、参加者たちは中学校時代に思いを馳せながら、およそ40年ぶりの授業を受けていました。

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