きょう(8月12日)午前、熊本市北区の国道3号で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、対向車線にはみ出して相手の車の2人を死傷させたとして、大学生の男が逮捕されました。


過失運転致死傷の疑いで逮捕されたのは、熊本市に住む大学生の男(19)です。

警察によりますと、男はきょう午前6時35分ごろ、熊本市北区山村の国道3号で乗用車を運転中、対向車線にはみ出して乗用車と正面衝突し、この車の後部座席にいた熊本市北区鹿子木町の農業、今村敏子(いまむら としこ)さん(86)を死亡させ、運転していた熊本市の農業の女性(60)の胸周辺を骨折させるなどの大けがをさせた疑いが持たれています。


現場は片側2車線の直線で、今村さんと運転していた女性は家族だということです。

男の車に同乗者はおらず、男も右脚に軽いけがをしました。


男は警察の調べに対し、「事故の少し前に眠ってしまった」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は、男が居眠り運転をして対向車線にはみ出したとみて、詳しい経緯を調べています。

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