米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

あすも午後は天気の急変要注意です。

といいますのも、現在台風5号が発生していまして、これが東北地方を横断しています。これがだんだん抜けていくことになります。

あすも午前中はきょうと同じように晴れそうですが、台風は反時計回りに風が吹きますから、雷雲のもととなる暖かく湿った空気がまた入りやすい状況です。

ですから、きょうと同じように午後は気温差もできますし、急に雨雲が湧いてきて、雷雲が発達することになりますから、

午後は局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨や落雷に注意が必要です。

では具体的にどのあたりで注意が必要か、雷が鳴りやすい確率=発雷確率を見ていきます。

あすの正午から午後3時、この中北、峡東、東部の山沿いを中心に雷が鳴りやすい確率が50%以上と高くなる見通しです。

あすの夕方になりますと、この範囲が南へと広がってきまして、甲府盆地でも天気急変の恐れがありますから、山や川のレジャーを計画されている方は、今お盆休みということもありますけども、天気の急変にくれぐれも要注意です。

そしてもう一つ気がかりなのが台風です。台風の情報を見ていきます。現在、
ちょっと日本の海上が騒がしくなっています。日本の南や東、台風5号の話をしましたが、この日本の東には台風6号が。
さらに日本の南には台風の卵である熱帯低気圧が発生している状況となっています。

三つ台風が発生しそうなんですが、この中で山梨に影響が出そうなのは日本の南にあります熱帯低気圧。こちらが影響する可能性があります。

その熱帯低気圧の進路予想を見ていきます。
日本の南にある熱帯低気圧は、あすまでには台風7号へとなりそうです。

進路を見ていきますと、北東方向に進んだ後だんだん北寄りに進んでいく予想となってます。

まだこの黒い円、予報円といいますが、この幅が大きいので、どちらに進むかわからないんですが、仮に予報円の西側、つまりこのルートを通ってくると、山梨に大きな影響を与えます。

そのタイミングが16日の金曜日から17日の土曜日です。
場合によっては警報級大雨の恐れありますので、もうあす以降は毎日この台風の進路様子を小まめにご確認ください。私もこの天気予報の中で詳しくお伝えしていきます。

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