夏の全国高校野球。初の甲子園に挑む宮城代表・聖和学園の選手たち。いよいよ初戦を13日に控え、前日練習に臨みました。

玉置佑規キャスター:
「午前10時20分です。聖和学園の選手たちがバスから降りてきました。あすの初戦に向けて今から前日練習に入ります」

春夏通じて初の甲子園出場となる聖和学園。午前11時から兵庫県西宮市の球場で行われた前日練習では、およそ2時間のうち、半分以上を打撃練習にあてました。

宮城大会のチーム打率は3割4分9厘。仙台育英との決勝では19安打を放つなど、「繋ぐ打線」が持ち味の聖和学園。快音を響かせ調子の良さを見せていました。

玉置佑規キャスター:
「聖和学園の2枚看板、エースの千葉投手、背番号10の齋藤佑樹投手の2人もリラックスした様子でボールを投げ込んでいます」

ピッチャー陣は、キャッチャーを座らせストレートと変化球を織り交ぜおよそ30球。粘り強い相手打線を意識し、コースを突くピッチングを心掛けていました。初戦の相手は栃木代表の石橋高校。栃木県出身の齋藤投手は気合いが入ります。

聖和学園 齋藤佑樹投手【栃木出身】:
「栃木県のお世話になった人や宮城県のお世話になった人たちに恩返し、感謝の気持ちを込めて試合に挑みたい」

聖和学園 千葉桜太投手投手:
「大阪に入ってなかなか調子上がって来なかったが、徐々に上がってきて、今は180%の力が甲子園で出せる感じがしています」

関西入りしてから選手たちは、毎朝6時半に起床。宿舎近くの公園でトレーニングをするなど、初戦当日を意識した生活リズムを重ねています。

聖和学園 三浦広大主将:
「まずは一戦必勝で1個1個大事に勝ち進んでいく。その中でしっかり宮城県代表なので、決勝までいって、優勝できるよう目指していく」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。