夏休みの遊びの一つが花火です。ただ、気をつけないと事故につながることがあります。花火を安全に楽しむポイントをお伝えします。

夏の夜、家族や親戚、友達と花火で遊ぶ機会が増えます。

(花火を楽しむ子ども)「緑になったり青になったりピンクになったりした」「きれいで楽しい」

気軽に楽しめるのが、市販の“おもちゃ花火”ですが、一歩間違えば事故につながるケースもあります。国民生活センターの実験映像では、線香花火で遊んでいる子どもの足に風にあおられた先端の“火の玉”が… 

まわりの大人も含め風向きに注意が必要です。また、手持ち花火の燃えカスが近くにいた子どもの衣服に飛び移り燃え広がるケースも。近くに人がいないか常に確認しなければなりません。

(国民生活センター商品テスト部・秋元一成さん)「火花が少し触れる程度では着火することはなかったが、火と同じなので火種が落ちたりすると着衣に着火する危険性があるし、肌に触れれば火傷の危険性も十分にある」

国民生活センターによりますと、花火の最中にやけどを負う事故は2022度までの5年間で60件報告されています。

(秋元一成さん)「まずは保護者の方はお子様から目を離さないで安全に気を付けていただきたい」

花火で気を付けなければならないのが遊ぶ場所です。

大分市によりますと、市が管理する公園について、まわりに燃えやすいものがなく、けむりで近隣に迷惑をかけない場所であれば午後9時までは花火ができます。ただし、大きな音が出るものや、ロケット花火のようにどこに向かっていくかわからないものは禁止されています。

(佐藤拓也さん)「市内ですと場所が少ないということもありますので、周辺の住民の方に迷惑にならないように気を付けながら楽しんでいただくのがいいのかなと思う」

家族や親せきが集まるお盆の時期、花火を楽しむにはルールやマナーを守ることは大前提です。

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